サーバでプログラムを起動しているとき、ユーザの使用方法では、エラーが起きてしまうことがあります。ここで毎回サーバを起動させることは避けたいところです。たとえエラーが起きても、処理を続けるための方法として、try文が用意されています。
try: x=1/0 # error print(x) except Exception as e: print("エラー! 原因を表示します。") print(e) else: print("成功!") print("成功しても失敗しても、ここは表示されます。")
このコードは、try, except, elseの3つがあります。
try文: 処理の実行を試してみます。ここでもしエラーが出た場合、プログラムの実行を停止させずに、except文に移動します。
except文では、try内部でエラーが起きた場合のみ実行されます。また、エラーの原因が変数eに格納されているので、それをprintすることで、ターミナル上にエラーが表示されます。
else文は、try文の処理が成功した場合に実行されます。except文に行かなかった場合には、else文の中身は実行されません。
その後、プログラムにエラーがあろうがなかろうが、try-except-else文の超えた先の処理が実施されます。
すなわち、ソフトウェアの使用方法によってエラーが想定される場所を、try文に押し込めば、エラーが出てもプログラムの実行が止まらなくなります。