MariaDBのインストール

WordPressの実装に必要となるMariaDBをインストールする。このため、SSH接続でサーバにログインし、root権限にスイッチする。その後、

yum install mariadb-server

でMariaDBをインストールする。その後、MariaDBを起動させる。

systemctl start mariadb

VPSを再起動するたびに起動させるのは煩わしいので、VPS再起動のたびにMariaDBも起動するようにする。

systemctl enable mariadb

enable(自動起動)になっているかをチェックする場合には、

systemctl list-unit-files -t service

と打ち込み、mariadb.serviceがenableになっているのか確認すると良い。次にMariaDBのパスワードを設定する。

mysql_secure_installation

と入力すると、rootパスワードを聞かれる。このパスワードはサーバのルート権限アカウントのことではなく、MariaDBのルート権限アカウントのことである。現時点では設定されていないので、何も入力せずにエンターを押す。すると、パスワードを設定するか聞かれるので、Yを打ち、パスワードを決める。その後、root権限のターミナルから、MariaDBのrootにログインできるか確認する。

mysql -u root -p

と打つとパスワードが要求されるので、打ち込めばよい。MariaDBからログアウトし、VPSに戻るには、exitと打ち込む。

これで、WordPressの裏側で動いているデータベース、MariaDBの設定が終わりである。